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あんなこともこんなこともシましたっ!

第7章 保育士 やよいの場合

「竹内さん……」


私は竹内さんの頭を撫でたい衝動に駆られました。


そして竹内さんの頭に手を伸ばそうとしたとき、颯馬くんが目を擦りながら起き上がりました。

私は急いで手を引っ込めました。

「…ん、おとうさん?」

「お、颯馬起きたか?お父さん迎えに来たぞ。」

「うん!」

そんな会話を親子でして竹内さんは颯馬くんを抱き上げました。


「神崎先生、今日は本当にお世話になりました。感謝してもしきれないです。」

「いえいえ。颯馬くんと過ごすのとっても楽しかったですから。またいつでも頼ってください!

颯馬くんまたね!」

私は颯馬くんの頭をなでなでしました。

「せんせい!ありがとうございました」

「どういたしまして!じゃあおやすみなさい。竹内さん、お気をつけて。」

「本当にありがとうございました!おやすみなさい。」


こうして竹内さんと颯馬くんは帰って行きました。



私は片付けをしながら今日を振り返ってみました。




もっと一緒に居たかったな……



そんな思いで胸が溢れました。

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