あんなこともこんなこともシましたっ!
第7章 保育士 やよいの場合
翌日、颯馬くんを勝手に自分の家で預かったことがバレるんじゃないかとビクビクしていましたが颯馬くんはバラしたりしませんでした。
もし私が園児で先生の家に行ったら嬉しくて周りのお友達に言っちゃいそうなのに…
その日颯馬くんをお迎えに来た竹内さんに聞いてみました。
「実は昨日颯馬くんを私の家に連れて行ったのは園には内緒で完全な私の独断なんです。
今日もしかしたらバレて怒られるんじゃないかと思ってたんですけど颯馬くん全然お友達に話したりしてないんです。
もしかして竹内さんが何か言ってくださったんですか?」
「あ、はい……
多分保育園にバレたらまずいことなんだろうな、とは思ってました。でも甘えさせてもらった身なのでせめて秘密にしようと思って。
それで颯馬と約束しました。『先生のお家に行ったことをお友達に話すと先生を困らせちゃうからお父さんとの秘密にしような』って。」
「すみません、そんなこと約束させてしまって」
もし私が園児で先生の家に行ったら嬉しくて周りのお友達に言っちゃいそうなのに…
その日颯馬くんをお迎えに来た竹内さんに聞いてみました。
「実は昨日颯馬くんを私の家に連れて行ったのは園には内緒で完全な私の独断なんです。
今日もしかしたらバレて怒られるんじゃないかと思ってたんですけど颯馬くん全然お友達に話したりしてないんです。
もしかして竹内さんが何か言ってくださったんですか?」
「あ、はい……
多分保育園にバレたらまずいことなんだろうな、とは思ってました。でも甘えさせてもらった身なのでせめて秘密にしようと思って。
それで颯馬と約束しました。『先生のお家に行ったことをお友達に話すと先生を困らせちゃうからお父さんとの秘密にしような』って。」
「すみません、そんなこと約束させてしまって」