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かぷり……

竹内さんは唐揚げを食べると柔らかい笑みとともに「美味いです！」と言ってくれました。


「はぁ…良かったぁ…」



竹内さんも美味しいそうに食べてくれて私は安心したのと同時にすごく嬉しくなりました。

私はこの空間に溢れる幸せな空気に浸っていました。







みんなが食べ終わって私が食器を洗っていると竹内さんが私の隣に来ました。

「どうしたんですか？」

「お皿洗いくらい手伝わせてくださいよ」

「竹内さんは座っててください！

あ、颯馬くんの相手を…」

「颯馬はご飯に満足して寝ちゃいました。

それに、ご馳走してもらって何もしないなんて僕が嫌なんです。

あ、もしかして邪魔ですか？」

「じゃ、邪魔なんて思ってません！

むしろありがとうございます！！じゃあ洗い終わったものをそこの布巾で拭いて貰えますか？」

「はい！」


私達はキッチンに並んで立ち作業を始めました。