テキストサイズ

世界の中で

第1章 貴方と君と………




【二回連続の41126313】






―――午後から雨が降るでしょう―――




天気予報を見ていると機械を通した柔らかい声が響いた




只今の天気は曇り




しかも蒸し暑い為、周りの奴らも身体中から汗が出ていた






有り得ないと思い、自分を含めた奴等は傘を持たずに学校へ向かった










――――――――――

昼休みになり先程に比べ雨が激しくなってきた頃、突然放送が入る




[大雨・雷・洪水警報が発令された為、5限は45分に短縮します]




[なお6限の授業はなくなり、5限終了後素早く下校して下さい]




こんな放送に喜び、俺たちは傘がないが笑顔で濡れながら下校した




全員親に怒られていただろうが(笑)






―――――次の日




ウザったいほどの21123412




あ、間違えた




か(21)い(12)せ(34)い(12)



快晴




だが、2日後にはまた警報が発令されるだろう




だってそれは


【二回連続の41126313】が来るのだから…




□まぁ、俺たちは学校がなくなるから嬉しいけどね♪






41(た)12(い)63(ふ)13(う)



台風


ストーリーメニュー

TOPTOPへ