
突然の出逢い ( N×M )
第2章 Yellow Tulip .
N side
遊園地デート後の休日出勤。
「しょーくん、俺の奢りでご飯行こ。」
「えっ!?にのの奢り...!?
今日は嵐になるな...」
「大げさだなぁ(笑)
俺だって奢るときもあるよ。」
「... さては松本さんですかー。」
にやにや顔で見るなっつーの(笑)
そうしてレストランに行くことにした。
大好物のハンバーグ、翔くんはパスタを
頼む。
「んで?遊園地デートはどうだったのよ。」
「いきなりだなぁ(笑)
色々あったけど良かったよ。」
「色々って...?」
「あ...潤くんの元カノが復縁を迫ってきて。」
「そう...なんだ。」
俺がバツが悪そうに話したせいか
若干翔くんの顔が歪んだ。
「でも、潤くんは俺でいいって言ってくれたし、それにねっ…///」
_ 失礼します。
料理が運ばれてきた。
タイミング悪ぃ。
「それに...何だよ。」
「えっと...観覧車でしちゃった。
キス...///」
「ごほっ!ごほっ!」
「だ、大丈夫!?」
勢い良く翔くんがむせた。
「大丈夫。大丈夫(笑)
観覧車でキスとかベタかよ(笑)」
「っ...いいじゃんかよ〜」
「まぁ、順調で何よりだわ。
次のステップの報告待ってるよ。」
「次のステップって...///」
このまま順調に進んでいけたらなぁ...
としみじみ思う。
