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M side



クラブ帰り。




焦る櫻井さんに追い出される形として
元の道を戻る。


「何か...おかしかったよね
二宮さん...。オーラとか尖ってるみたいな」



「うん...かずくんって呼んでも反応なかったし。」




「今度翔くんに聞いてみるよ」





「いや、俺から連絡するから大丈夫。
またぐずぐずして時間がかかるのは嫌だし。」






俺が踏み止まったことで悲しみが生まれたから言える。2度と繰り返さない。




「...分かった。じゃあ、また明日。」




「うん、今日はありがとう。」






この心の突っかかり、

嫌な予感がする。