【短編BL】想定内の親密度!
第2章 想定内の一途っプリ!
「3組…」
「はい!3組……
長井くん、よく千葉くんと一緒にいるから…目について――――…で、そのうち…」
――――で、好きになったと…
たまにしか見ない人物をよく…好きになったなぁ…
「あ~ありがとう…。でも、俺…好きな人いるから…。気持ちは受け取れないや…」
最近はこの断り文句で潜り抜けてた。
「///あっ、え――――…そうなんだ…羨ましいなぁ…その子」
――――羨ましいって…
「じゃぁ…そう言うことだから!」
俺は、ごみ捨て場から離れようと足を動かすと――――…
「誰?――――その子…誰?」
と、終わった会話をその子はぶり返した。
――――うわ…こう言うタイプの子かぁ…
これだから女は苦手…
勝手に好きになって…ダメだと分かると…
泣く――――
怒る――――
恨む――――
嫉妬する――――…
慎太郎なら…こんなとこはしない…
…いや…させないんだけど…