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【短編BL】想定内の親密度!

第3章 想定内の可愛らしさ!


――――いえいえ、慎太郎がいない高校に行くほうが人生を棒にふります!



「健ちゃんのできる範囲内でいいから…あの子勉強…見てやって」



「はい、了解です!じゃ、俺――――慎太郎の部屋に行きますね?」



「よろしくね――――、後…これから少し留守番も頼めるかしら?

今からお兄ちゃんを駅まで迎えに行かないと!お兄ちゃんもお兄ちゃんで…自転車の鍵…早速なくしたんだって…

自転車店に寄ってから戻るから少し遅れるわ…――――…後は慎太郎に任せていいから!」



「再度、了解です!行ってらっしゃい」



「本当――――健ちゃん助かるわ、冷蔵庫にイチゴあるから!おやつに食べて!」



おばさんはエプロンを食卓に置くと出かける準備を初めて…忙しそうに出ていった。


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