
【短編BL】想定内の親密度!
第3章 想定内の可愛らしさ!
髪に続き――――…プニッと唇を指で押してみる…
「ん…ん~ぅ」
――――ん?起きたかな?
少し動いた慎太郎を覗き見るがムニャムニャとまだ寝ている…
「はぁ~…慎太郎と同じクラスなら…この寝顔が授業中も見れるんだよなぁ~」
授業終わりに慎太郎に会うと、寝ぼけた顔をしている時がある…
無防備な可愛い寝顔…
「――――誰にも見せたくないなぁ…閉じ込めて…独り占めしたい…」
「――――…うゎ…超…独占欲丸出しだね…健ちゃん…怖いよ…」
――――“怖い”と、言われちょっと悲しくなった!
「///お、起きた?」
「ん~~…起きるよ~…髪触ったり、唇プニプニされたらぁ…」
慎太郎はゆっくり起き上がると…自分の唇を人差し指でプニッと押して見せた。
