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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

「それでも、チカと一緒に死なれたら、居た堪れないだろ!」



そう言って、逞は親雅の枕元に胡座をかいた。



「なぁタク。」


「ん?」


「未来が物だっからよかったな?そうしたら貸しっこ出来るのに。」



私も逞も親雅の言った言葉に耳を疑った。

貸しっこだと?!
私を共有するつもりか?!


この男、どこまで自分勝手なんだ?!

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