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恋のハードル高し!!

第8章 初カノ

近くのコーヒーショップに入って、夏美を落ち着かせた。
逞も動揺してるみたいだったけど、正直私も大泣きしたい気分だった。


親雅の彼女とは…もちろん百合奈。

百合奈が告って付き合い出したらしい。



「…遅かれ早かれこうなってたでしょ。」



自分に言い聞かせるように、夏美に言った。
『可愛い』って言ってたし
『どんな人がタイプ』って聞いてきたし。

「それでも嫌なの!!」



そう言う夏美は素直だと思った。


そりゃそうだ。
自分の失恋を喜ぶ分けねーし!!

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