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「何にも…言わねぇんだな？チカ。」



「今日の事でしょ？！明日にはマシンガンのように言って来るよ？」



「それもウザいな？！」



そう言った逞の顔が引きつってて笑えた。

逞がいて良かった。
夏美と2人だったら私まで泣いちゃいそうだった。


親雅を追いかけて同じ高校まで行ったのに、入学して2ヶ月で他に取られたらショック死するよ！！


そんなの…
耐えられ無いから、意地でも別の高校にしたんだもん。夏美に同情するけど、それでも自分で選んだんだから…と、ちょっと冷たくも思ってしまう。