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「じゃ、仲直りも済んだ事だし？解散しますか！！」



『中村』がそう言って、解散した。



仲直りなんて絶対無理だ。

逞に肩に腕を回されちょっと歩きにくい状態で階段を降りる。



「何かあった？」



耳元でボソッと言われると、目に涙が溜まった。
溢れ出るのに時間はかからなかった。


向かい側のホームから泣いてる私を隠すように抱きかかえる逞は、凄く紳士で…本当に男前だ。