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恋のハードル高し!!

第10章 グロス

「何で付き合わなかったの?」


「どうでも良いだろ?ミラには関係ないじゃん。」



そうだけど。
相手の女の子が…私とかぶる。

その子は今も引きずってるかも知れないのに、簡単には忘れられる事じゃない…。


逞が簡単に言わないのは、そう言う事?!


相手に敬意を払って?!
ん?!もしや逞が振られた側?!


傷ほじくった?!
私ってば、そっちの前提なんて考えてなかった!!


『ごめん』
その気持ちをいっぱいに籠めて逞の手を握った。

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