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恋のハードル高し!!

第10章 グロス

「なに?」


「ん?私はタクのそばにいるからね?」


「…あ、そう。…有り難く受け取っとくよ。」



そう言った逞は優しい笑顔を向けてくれた。

失恋とは悪い事ばかりでもないな…なんて思えるのは、少しは癒えて来たからなのかな?!

親雅を思うと、胸が苦しくなるけど…9年間の片思い分と思うと、このくらいは当たり前か!!


逞と話していると気が休まる。


これが幼馴染の癒し効果だな!!
親雅め!!

あいつには一切癒しはないな。どちらかって言うと荒らし放題の暴走者だ!!…最悪!!

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