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恋のハードル高し!!

第11章 着拒

クローゼットの前に行き、手をかけるが…再びベッドに蹲る。既に1時間はこうして過ごした。


まだ11時で時間はあるが、ここまで恥ずかしいのに、その格好外を歩くとか…



「あり得ない!!」


「何が?!」



『何が?!』って?!
パッと顔を上げ振り帰ると、ドアから親雅が顔を出していた。

何で、親雅が居るのか。母親には親雅を入れないでと言ってあるのに、なぜ居るのだろうか。


「…なに…してるの。」


「それ、俺のセリフじゃね?」

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