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恋のハードル高し!!

第11章 着拒

「分かった。…その間、着拒直しとけ。俺からの電話折り返せよ。」


「…分かった。」



そう言うと、ふてくされた表情で帰って行った。

この際、私も彼氏を作ろうかな。
初恋の彼は『憧れ』で、現実とは別世界の人と思えば…意外に行けるかもしれないし!!


あんな喧嘩をしたせいか、クローゼットも簡単に開けられた。

さっさと着替えてしたに行き、お昼をがっつり食べた。


泣きそうになるのを必死に堪えるも、あっさりと零れ落ちた。はじめから泣いちゃえば楽だったかもしれないと思っていると、自然と涙は止まっていた。

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