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恋のハードル高し!!

第12章 偶然と恋の味

「ナイナイ!!幼馴染として好きでも、お互い異性で見てないから!!」



苦笑する私に、スミレはむすっとして言った。



「言えないだけだよ。」


「…てか、幼馴染は幼馴染のままでいいよ。」


「身に染みる言葉だね?!」



スミレはおちゃらけて言った。

私が『可愛くなりたい』そう思わせたのは親雅だ。
でも、そんな親雅にはきっと可愛いなんて思われない。


「未来ちゃん、何かあった?!」

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