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恋のハードル高し!!

第12章 偶然と恋の味

「スミレちゃんと出掛けるからって帰した。」



スミレは目を見開いていた。

衝撃だよね?かける言葉さえ見つからないよ。
完全に異性として見られてないんだから。



「可愛くなりたいって…思うのも疲れちゃった。」


私がそう言って目に涙を貯めていると、スミレが先に涙を流した。



「無理に…忘れなくて…いいと思うけど、これ以上…未来ちゃんに傷ついて欲しくない。…新しい…恋しよう?」



新しい恋か。
今更出来るのかな?!

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