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恋のハードル高し!!

第16章 学校イベント

「…すげー量だな。」


逞の第一声にすみれが肩を震わせて笑った。



「お腹空いてるもん!!」


「俺にも。」



そう言って私が手に持って食べているフランクフルトに狙いをつけ、私の手を握って大きな一口で頬張った。


「…旨い。俺も買いに行こう。」


「…ここで味見かよ!!」


私が笑うと、逞も笑ながら次々と試食をして行く。

マジで味見してるし!!

一通り食べると、立ち上がって手を振って去って行くった。嵐の様な奴。

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