テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第21章 キャンプ

飲み干す気だ!!


国重を引き剥がし、残りわずかの冷えたビールに口を付けた。


「ミラ乗れ!!」


腰を屈める国重におぶって貰うと…勢いよく走り出した。

国重は190cmジャストで、幼馴染メンバーの中で一番の長身。私の身長が気にならないくらいの背丈があるので、おんぶされても、私は小さく見える。


足も速いので、直ぐに追いつき…


「国!!何、未来を甘やかしてんだよ!!」


と親雅が私を引きずり下ろす。
降りると親雅に睨まれた…と思ったら、後ろから顎に手が回り、強制的に上を向かされると逞の顔がある。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ