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恋のハードル高し!!

第28章 過酷な2泊3日の旅

私は…何故「行く。」と言ったのだろうかと、マイクロバスの中で窓の外を見ていた。


『幼馴染'sのみ』
そう言っていたのに、百合奈もちゃっかり小春と二人で乗っていたのだ。



「…ミラ?」



逞の呼びかけも無視して、目を瞑って寝たふりをした。
みんな、やりたい放題好き勝手して、私を軽く扱い過ぎだ!!



「未来、何寝たふりしてんだよ!!」



親雅にげんこつされて、目を開けずに居られなかった。

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