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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

そりゃそうだろう。
全部だよ全部!!


親雅も逞も百合奈も小春も…
もう関わりたくない!!



「私、協力なんてしないし、引き立て役にもならない。私はみんなのお手伝いさんじゃないんだから!!」



大きく腕を振り払った。
逞に掴まれていた手首が微かに赤くなっている。

どんだけ強く握ってくれてるんだ?!


「3時でしょ?それまでどっか歩いて来る!!」


私は一人、あっつい外へと出た。
一気に汗が吹き出る程で…こんな中よく皆は外へ出かけて行ったものだと感心する。

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