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恋のハードル高し!!

第33章 離脱宣言

帰りのバスは…


無残。


小春は目をはらしすすり泣いているし、その隣で百合奈が励ましていた。

昨日、一緒に夜を過ごしたはずの逞に…振られたんだと誰もが思って、何も聞けなかった。


私のせいではない!!


空気に耐えきれない幼馴染'sは寝に入り…男子もこういう時は気を遣うんだなぁ?なんて人ごとの様に思っていた。

人ごとだけど。


が!!
親雅と当の本人は、小春の事どころか、私の離脱宣言が気に食わないようで、睨みつけて来ている。

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