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恋のハードル高し!!

第34章 選択

「タクとは…友達以上になれない。」

『それは…チカくんと友達だから?』

「うん。」



逞がそばにいれば、親雅も近くにいる事になるし。
私が避けてって言うのもお門違いだ。と言うか、友達から友達を奪いたくもない。



『それって、チカくんを諦められてないって事だよね?』



痛いところを衝く…けど、もう本気で嫌なんだ。
傷つきたくないし…それよりも、男女関係なく仲の良い幼馴染'sで十分だった。

『仲の良い』も解消だけどね。


「タクは、私がチカを好きだった事知ってるし、正直そう言うのもめんどくさい。後から疑われたり、喧嘩するたびにねちねち言われるのも、目に見えてるし。」

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