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恋のハードル高し!!

第34章 選択

『ねちねちって…。』


すみれに笑われたが、逞は想像以上にねちっこい!!

首に付いたキスマークもそうだし、腕の…これは国重か。
まぁ、昔っから何かと根に持ってはそれを武器に追い詰めて来て…『うん』と言わす知能犯だ。



「とにかく!!誰でもいいから恋をする事にする!!この夏休みを充実してやる!!」

『凄い意気込みだけど、凄く投げやりだね?』

「幸せな未来の為だから!!」

『それ幸せになれないと思うけど?』

「第1歩はどうでもいいの、抜け出せれば!!2歩3歩はちゃんと幸せに向かうから!!」

『未来ちゃん…前向き過ぎ!!』

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