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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

観覧車から降りると一気に汗が引っ込んだ。
密室のサウナ効果みたいに。

もちろん、先輩も…きっと冷や汗だったあの手汗も引いてるんだろう。


ソフトクリームを食べながら、休んでいると先輩がやっと戻ってきた。


「…もう乗らない。」


「はい、それがイイと思います。」


私が笑うと、先輩はバツが悪そうに私を見てくるので、クスクス笑いが本笑いになり爆笑してしまう。

今日一日よく笑わせてもらいました。



「未来ちゃんてさぁ…。」


いきなり真剣な顔をしてくるので、笑いが止まる。

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