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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

「優しいよね?…手を握ってくれたり、話で気を紛らわせてくれたし。」


「そうですか?」



普段、親雅や逞がしてくてた事をしたまでだ。
お化け嫌いの私を守るように手を握ってくれてたから。それだけで、どれだけ私は救われたか…。


イヤイヤ。
元はと言うと、嫌がる私を2人が無理やり引っ張ってお化け屋敷に連れ込んだり、肝試しだって言っては墓地やお寺に引きずり込んだんだ!!



「大丈夫?!…険しい顔になってるけど。」


「…嫌なこと、思い出してしまいました。」


「それって…失恋の彼?!」

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