テキストサイズ

レイプマスター

第3章 揺れ動く次元

その途端にイケメンの笑みは崩れ、冷徹な犯罪者の表情に変わった。
しかしイケメンである事には変わりがなかった。

「あれ……お前だったのか?」

「う……あ、ああ!!」

俺は発せられた冷たい言葉にビビるも勢いで肯定してしまう。

「…………そうか。よかったよ、野々原さんじゃなくて」

そっちの問題かー。
そうかー。

「……ま、秘密にしておいてくれよ。ムショ行きはごめんだからな」

そう言うとイケメンは部屋に入っていった。
あれ?
ハロワは?

とりあえず俺は気分転換に散歩する事にした。
俺はアパートを後にする。





この時すでに物語が始まっていた。
俺は気づけない。
何故なら…………

ストーリーメニュー

TOPTOPへ