my destiny
第13章 光って輝く場所
【智side】
もういいんだ。
もう終わったんだ。
オイラ、許してもらえたかわかんないけど。
一人じゃなかったのが、やっとわかったから。
もう、いいことにする。
もう、引きずらないことにする。
「ごめん、思い出させて…ごめん」
違うよ、翔君。
謝らないで。
頭を横に振るけど、伝わってるかな…。
オイラいつも言葉が足りないから、心配させるんだ。
ちゃんと言わないと。
「俺、ひとりじゃ、ない、って…わかっ…」
「…うん」
抱き寄せて、ギューッってしてくれる。
「来て…良かった…」
「うん」
あの、光って輝く場所に。
ちゃんと、立つ。
新しい気持ちで。
大事にする。
全部、だいじにする。
「帰ろうか」
二人でしばらく抱き合って、オイラの涙が収まってから翔君がそっと言った。
「…うん」
帰ったら、振り付け見直ししなきゃ。
翔君に笑いかけたら、チュッって キ ス してくれた。
一瞬だけ入ってきた 舌 が、愛おしかった。
もういいんだ。
もう終わったんだ。
オイラ、許してもらえたかわかんないけど。
一人じゃなかったのが、やっとわかったから。
もう、いいことにする。
もう、引きずらないことにする。
「ごめん、思い出させて…ごめん」
違うよ、翔君。
謝らないで。
頭を横に振るけど、伝わってるかな…。
オイラいつも言葉が足りないから、心配させるんだ。
ちゃんと言わないと。
「俺、ひとりじゃ、ない、って…わかっ…」
「…うん」
抱き寄せて、ギューッってしてくれる。
「来て…良かった…」
「うん」
あの、光って輝く場所に。
ちゃんと、立つ。
新しい気持ちで。
大事にする。
全部、だいじにする。
「帰ろうか」
二人でしばらく抱き合って、オイラの涙が収まってから翔君がそっと言った。
「…うん」
帰ったら、振り付け見直ししなきゃ。
翔君に笑いかけたら、チュッって キ ス してくれた。
一瞬だけ入ってきた 舌 が、愛おしかった。