
CHOCO❤︎LAVE
第6章 紹介①
光樹「いやぁ…まさかこんなサプライズが用意されてたとはなぁ…」
聖輝「ふふっ、びっくりした?」
光樹「びっくりしたわ!友達できたって言うからどんな奴やと思ったら…もう一気に血圧上がったわ。」
聖輝「えぇっ?!そんなに驚いたんだ…」
光樹「そりゃそうやろ!もしお前が俺の立場やったらどう思う?」
聖輝「めちゃくちゃ驚くし、嘘だってめちゃくちゃ疑う!」
光樹「何やねん!全然俺のこと信用してないやん!」
聖輝「いや、だって…芸能人とチャットで友達になるとかあり得ないよ?!」
光樹「そのあり得へんことをお前は体験したんやろ?」
聖輝「うっうん…」
光樹「すげぇなぁ…宝くじで1億当てるくらいの確率やろ…」
聖輝「だよね…もう一生分の運を使い果たしたって感じがするよ…」
光樹「大野くんと友達になったってことは…いづれは嵐のメンバーと会うことになるんちゃうの?」
聖輝「それが…大野さんからメンバーに紹介したいって言われて…」
光樹「マジで?!」
聖輝「うん…」
光樹「ちょっと待って…お前、大野くんと初めて会ったのっていつ?」
聖輝「えっとね…1週間前かな…」
光樹「1週間?!」
聖輝「うっうん…確かそのくらいだったはず…」
光樹「その間に大野くんと何回会ったん?」
聖輝「昨日ご飯ごちそうになったから…2回かな。」
光樹「2回か…」
聖輝「光樹くん?」
光樹「いや、聖輝…お前すげぇなって思って。」
聖輝「えっ、どうして?」
光樹「だってさ、1週間前に初めて会って、2回目会った時にメンバーに紹介したいですって…この短期間で芸能人から信用されるのってすごいわ。」
聖輝「いや…僕の場合は会う前にチャットのやり取りしてたから…」
光樹「チャットねぇ…」
聖輝「チャットしてた期間が長かったからこそ、僕も大野さんもお互い信用できるって思って会うことになったから…」
光樹「そっか、そのチャットがあったからこそ巡り逢えたもんな。」
聖輝「うん。」
