
CHOCO❤︎LAVE
第8章 結(ゆい)
聖輝『こんにちは。突然なのですが…二宮さんと松本さんの連絡先を教えて頂きたいのですが…』
聖輝「…やっぱり無理!!」
光樹「何でやねん!?」
聖輝「だって…一般人の僕から連絡先聞くなんて…ダメな気がして…」
光樹「あかんことないやろ!一応顔見知りやねんから!」
聖輝「いや、でもなぁ…」
こっちから連絡先を聞くってなると…
やっぱり遠慮してしまう…
光樹「…よし、じゃあ交換した2人と連絡を取ってみよう!」
聖輝「えっ?」
光樹「せっかく連絡先ゲットしたのに、そのまま何もせぇへんのは勿体無いやん?」
聖輝「そっそうだけど…」
光樹「大丈夫!普段大野くんとやり取りしてる感じでやればいける!」
聖輝「うっうん…」
そうだよね…
せっかく連絡先を交換したんだから…
ちょっとくらい絡んでも…バチ当たらないよね…?
聖輝「よっよし、連絡してみる…」
光樹「おっ!どんなメッセージ打つ?」
聖輝「そうだなぁ…」
最初のメッセージって何を送ればいいのか分からない…
用事がある場合はすぐに送れるのに…
単純に絡むだけの場合…
僕は友達に何て送ってたっけ…
光樹「暇だから絡んでください!とかは?」
聖輝「僕は暇でも相手は多忙だから…鬱陶しいだけだと思う…」
光樹「そうか…じゃあ、今度2人でご飯食べに行きませんか?は?」
聖輝「えっ?!そっそれは…ハードルが高すぎる…!!」
光樹「えぇっ?そうか?」
聖輝「高すぎるよ!!お誘いするなんて…」
光樹「じゃあ何て送るんよ?」
聖輝「うーん……」
全く思いつかない…
