CHOCO❤︎LAVE
第10章 2人きり
相葉『本当にごめんね!ロケ先でトラブルがあって…』
聖輝「いっいえ、全然大丈夫ですよ。」
相葉『ずっとロケやってて今やっとスマホ見て…本当にごめん!』
聖輝「いえいえ、お仕事お疲れ様でした。」
相葉『ありがとう…あのさ、LINE見たんだけど…』
聖輝「あっはい…あの…」
時計を見ると20時半を過ぎていた。
聖輝「あの…LINEの内容なんですけど…その…気にしないで」
相葉『今ね、向かってるから…』
聖輝「えっ?」
相葉『涼野くんのところ、あと30分後には着くと思うから…』
聖輝「えっ…?!」
相葉『ごめん…夜遅いって分かってるんだけど…この機会逃したら次いつ会えるか分からないから…』
聖輝「相葉さん…」
仕事終わってヘトヘトなのに…
僕なんかの為にわざわざ会いに来てくれるの…?
聖輝「…あの…待ってます…ご飯作って…待ってますので…」
相葉『ありがとう!待っててね!』
聖輝「はい。」
ピッ
聖輝「…よし!急いで準備しないと!」
僕は部屋を片付け、今日の晩御飯の残りをレンジで温めた。
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