
CHOCO❤︎LAVE
第2章 繋がり
トシオ『こんばんは、返事が遅くなってすみません。りょうくんは学生さんかな?』
聖輝「トシオさんだ…」
僕はすぐに返事を返した。
りょう『いえ、全然大丈夫ですよ。はい、この春から大学生になりました。』
びっくりしたぁ…
このままブチられるかと思った…
〜♪
トシオ『そうなんだ。いいなぁ…大学生、僕は高卒だから羨ましいよ。」
りょう『大学には進学されなかったんですか?』
聖輝「あっ…」
ちょっと失礼な質問だったかな…
経済的な理由や受験に失敗したって話だったら気悪いだろうな…
〜♪
トシオ『いや、勉強が嫌いだったから高校が限界だったよ🙃』
聖輝「…ふっ…」
僕は自然と笑ってしまった。
何この絵文字、何でこれ使ったの?
トシオさんって面白い人だなぁ…
りょう『🙃⬅︎笑っちゃいました笑』
トシオ『僕も初めて使ったんだけど何なんだろうね、この絵文字。』
りょう『僕も使った事ないです、何で逆さまなのでしょうかね?』
トシオ『携帯会社の遊び心を表してるのかもね。』
りょう『絵文字で遊んじゃうんですね笑』
トシオ『僕達も真似して遊んでみよう😎』
聖輝「ふふっ…」
トシオさんって本当面白い…
とても30代には見えないくらい子どもっぽい…
その後、僕はトシオさんと0時過ぎるまでやり取りをした。
のちに、この繋がりが僕の人生を大きく変えるなんて…
夢にも思わなかった。
