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CHOCO❤︎LAVE

第15章 正体



ホテルに滞在して5日が経った。


今のところ変な写真や電話は無く、平和に過ごしていた。


大野「涼野くん、これお土産。」


聖輝「わぁ〜、ありがとうございます。」


今日は大野さんが部屋に遊びにきてくれた。


大野さんはこのお部屋を探してくれた人で、料金も払ってくれている。


僕なんかの為に高いお金を払ってくれていると思うとすごく申し訳なく思う…


だから、大野さんの為にも1日でも早くチェックアウトをしてあげたい…


大野「来週だっけ、実家に帰るのって。」


聖輝「はい、2週間ほどゆっくりしようかなって…」


大野「そっか、お父さんとお母さんも喜ぶだろうね。」


聖輝「ふふっ、お父さんなんて毎日LINEで『早く会いたい』って言っています。」


大野「おぉっ、こりゃかなり溺愛されてるね。」


聖輝「みたいですね。」


大野さんとの話に出たように、僕は来週地元の神戸に帰省する。


それまでには何としてでもストーカー問題を解決したい。


ストーカーを気にしながら実家に帰りたくないし…


それに、両親には余計な心配をかけたくないから…

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