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〜♪♪♪


聖輝「…えっ…？！」


大野「どうしたの？」


聖輝「…森本くんから…電話が…」


〜♪♪♪


大野「出てもいいんじゃないかな？」


聖輝「でも…」


大野「ここで変に無視する方が不審に思われるかも。」


聖輝「……。」


ピッ


聖輝「もっもしもし…」


森本『もしもし、ごめん、急に連絡して…今ちょっとだけいい？』


聖輝「うっうん、どうしたの？」


森本『いや、涼野くん…明日バイト休みだったよね？』


聖輝「うっうん…休みだけど…」


森本『その…俺も明日休みで…もし良かったら、映画でも観に行かない？』


聖輝「映画…？」


森本『うん、気になってる映画が恋愛ものなんだけど…1人で観に行くのもちょっと恥ずかしくて…』


聖輝「そっか…」


森本『どうかな？』


聖輝「ごっ、ごめんね…明日、ちょっと用事があって…」


森本『そっか…ごめん、急に誘って…』


聖輝「うっううん、また今度一緒にどこか出かけようね。」


森本『ありがとう、じゃあまたね。』


聖輝「うん、またね。」


ピッ


聖輝「…ふぅ……」


大野「涼野くん、大丈夫？」


聖輝「はい…何とか…」


大野「彼のお誘いを断ったのは良かったと思うよ。」


聖輝「本当は遊びに行きたい気持ちがあったのですが…」


大野「仕方ないよ、疑惑がなくなるまではね。」


聖輝「はい…」


大野「うーん…どうやって直接対決に持ち込むか…」


聖輝「……。」