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愛が、はじまるとき 「改訂版」

第1章 愛が、はじまるとき 「改訂版」

 わたしが、満さんの家に泊まるのは、きょうで二回目だった。
 最初のときは、泊まるつもりはなかったが、話をしているうちに深夜になり、泊まることになったのだ。
 わたしが、その日に満さんの家に行ったのは、苦しい恋の悩みを、聞いてほしかったからだ。

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