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でも、愛してる 「改訂版」

第1章 でも、愛してる 「改訂版」

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 「それが、
  先生だというんですか?」
 「そうです。
  私は、
  信頼できませんか?」
 「いい人だとは、
  思っていますが…」
 「私は、
  手嶋さんを第一にして、
  ほんとに手嶋さんを大切にします。
  私は、
  手嶋さんが気持ちよくなるセックスをします。
  と、言ったはずなんですが?」
 「聞いてないように、
  思いますよ」
 「では、
  いま言いました」
 「なんか、
  ずるいわ」
 わたしは、思わず、笑ってしまった。
 もっともらしく、「理論」を話しているけど、わたしを好きになったから、そんな「理論だて」をして、わたしを、説得しようとしているんだなと思い、そんな清を、かわいいと思った。

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