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でも、愛してる 「改訂版」

第1章 でも、愛してる 「改訂版」

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 清は、話しながら、朝食の用意を続けている。
 「萌絵ちゃん、
  シャワーを浴びたら?」
 「うん」
 「パジャマや、
  きのうの下着、
  カゴに入れておいてね。
  あとで洗濯するから」
 「うん。
  ありがとう。
  清さん、
  シャワーは?」
「私は、
  萌絵ちゃんのあとでいいよ。
  萌絵ちゃんが起きるのを、
  待っていたの。
  それに、
  私のからだには、
  唾があまりついていないからね」
 「もう!
  エッチ!」
 そうなのだ。愛しあうとき、清は、わたしのからだ中にキスしてくれる。
 キスしながら、手で優しく撫でてくれる。からだ中を、ソフトタッチで。
 「萌絵ちゃんが、
  たまらなくなって
  もう、あそこにキスしてほしい、
  もう、入ってきてほしいと、
  私に頼みたくなるまで、
  体中にキスしててあげる。
  そのほうが、
  萌絵ちゃんが、
  気持ちよくなるからね」
 と清は言う。

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