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でも、愛してる 「改訂版」

第1章 でも、愛してる 「改訂版」

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 きのうの2回目は、そのことが、ほんとにそうだとわかる、愛されかただった。
 清が、
 「萌絵ちゃん、
  こんどは、
  さっきより、
  もっと、
  気持ちよくなってね」
 と言い、乳首とあそこ以外のからだ中を、丁寧に優しく、キスしてくれた。
 耳も、背中も、手も、足の指も、そしてまた、耳を、口へのディープキスをと、なんどもくりかえした。
 だから、乳首にキスしてくれたとき、思わず、大きな声を出してしまい、乳首にキスしてくれているあいだ、声が出てしまうのをおさえきれずに、恥ずかしかった。
 そして、あそこにキスしてほしくて、たまらなくなった。
 あそこにキスしてくれて、クリトリスを舐めてくれはじめたときには、わたしはもう、声が出ているのか、あえぐような息をしているだけなのか、わからなくなった。
 はやく入ってほしいと思いはじめ、握ってくれている清の手を、ギュッと握りかえした。

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