テキストサイズ

詩織のビキニなメモリー

第2章 詩織、女子の本音を語ります。

スクール水着でさえ見ることはない男子は、いきなりのカラフルな水着美少女に盛り上がった。

いくらお約束でも、女子だって悪い気はしない。どうせならよく見て、という気分だ。

高嶺の花のターコは、ビキニのせいでもっと高嶺になってしまい、かえって男子が紳士的になっていたようだ。

ビキニでもワンピースでも、体のラインはチェックされるし、そこからヌードを想像されているとしても、……むしろ嬉しいぐらいだった。

ビーチで遊んでいるうちに、はずみで触れてしまってもなんということもない。

それほど、水着でいる間は特別だった。

ただし、お腹だけは例外。
腹がでっぱってしまった体型では外を歩けない。

鏡の前でパジャマをめくりあげ、腹を確認しているアニメの女子高生──それは実にあるあるなシーンであったりする。

逆に言えば、お腹さえ問題なければ、男子と一緒にスクール水着で授業だとしても、女子的にはOKなのだ。

……話がズレたわ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ