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ゴッドフィンガー田螺

第1章 田螺は、今日も稼動中

「……ハアハア……どうしよう……勢いで逃げて来ちゃったよ……でも、あのおばちゃんがいけないのよ……私は、悪くない……」




「ふぅ、ヤレヤレ……人を殺したせいで思考が可笑しくなっちまったかい?嬢ちゃん」



「ーーッ!?誰!?」



女は、俺の方を振り向いた。その表情は、恐怖に脅えた顔だ。



「どうも、速水加奈さん。」



俺は無表情かつゆっくりと彼女に近付く。
おっほwwwwwwww写真で見たよりかわゆいwwwwwwwwおっぱいでけぇwwwwwwww




「あんた誰よ!!?何!?変態!?もしかして……ストーカー!?警察に突き出すわよ!?」



うっは動揺しすぎwwwwwwwwんでもって毒舌過ぎwwwwこりゃ駄目だwwwwwwww



「……警察に突き出す……?おいおい、嬢ちゃん……そりゃ面白過ぎる冗談だぜ」



俺は、思わず失笑してしまった。速水加奈は、それを見て口に手をもっていき、また脅えた表情をする。



「速水ちゃん、アンタ、人を殺したよね?」



「は……?な、なんで……?」



おいおい速水ちゃん……偉く可愛らしい反応してくれるじゃない。



「君の目を見れば解る。アンタのその目は、罪人の目だ……!!」



いや、まあ情報が入ってきたからなんですけどね。こんなカッコいい台詞憧れてたんだ。
その言葉を聞いた速水は、ハア?と言わんばかりの顔をした。そして、俺が馬鹿だと判断した速水は、笑い出した。



「ふふふ!!あはははは!!馬鹿じゃない!?罪人の目?証拠が無いじゃない!証拠が!!キッモ!!」



少し、苛めようとしたがやめた。



「勝ち誇ってるとこ悪いが、証拠はある。」



「!?」

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