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ツンデレのお嬢様は幽霊執事に夢中

第3章 過去

 私の家は......なんと二階建ての一軒家である。

 私が住んだ家の中で2番目に立派な家だと言っても過言ではない。
もちろん、一番立派なのはおばあちゃんの家なんだけど。

 ――まぁ、おばあちゃん家くらいお金あったら、孫に一軒家くらいぽんっと渡せるのかもしれないけど......。

 こんな、家族3人とかで住んでも部屋が余りそうな家、なんで私にくれたんだろ? ほんと......。しかも結構新しい家。

「まぁ......取り敢えず、入りましょうか」

 初音はそれだけ言うと、結構洋風な玄関の門を。

 ――普通に触って開けた。

 ............うん。色々と突っ込むのやめよ。

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