テキストサイズ

愛は、メロディにのって 「改訂版」

第1章 愛は、メロディにのって

         12

 そのあと、望さんは、わたしの足の間に、顔を近づけてくるのです。
 望さんの顔が、わたしのあそこに、近づいているのが、わかります。
 すこし息を荒くしているためなのでしょうか、わたしの腿に息がかかってきます。
 「百合の花に
  キスしたい」
 「イヤ」
 「恥ずかしいの?」
 「はい」
 「気持ちいいんですけどね」
 「でも…」
 「いいんです
  嫌なら
  無理にしません」
 望さんは、そう言って、草はらや、わたしのあそこのまわりに、キスしてくれました。
 望さんの顔が、あそこの近くにあるのですから、わたしのあそこは、望さんに見られています。
 望さんが、わたしのあそこを、見ているのです。
 不思議と、もう恥ずかしさは、あまり感じません。
 それよりも、望さんは、わたしのあそこを、どう思っているのだろうかと、聞きたくなりました。
 わたしの、その心の中の声を聞いたかのように、
 「きれいだ」
 そう言ってくれました。
 嬉しい。
 「百合さんのなかに咲いている
  きれいな花
  百合の花だ」
 ほんとに嬉しい。
 「百合の花の
  蜜を吸いたい
  どうしても
  嫌?」
 「…」
 「無理には
  しませんけど
  百合さん
  気持ちいいですよ
  してもいいと
  思ったら
  足を広げてください」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ