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無表情の宇野くんA

第5章 全然関係ない話。

どうでもいい話なんだけど、私は時々漢字の成り立ちについて考えることがある。


どうしてこんな組み合わせになっているのだろうという漢字が結構存在するのだ。


例えば、好むという字。これは女の子と書く。好きなものが女の子なのか、女の子がすぐになにかを好きになるからなのか。


それよりなにより、男の子じゃダメということ。男の子と書いて読んでみても、だんし以外の読み方がないというのは如何なものかと。


それと、女の子と書いて好き、と読むことから、好きという漢字にはロリコンという読み方があると思う。女の子が好きなのだから。


だからこれから私は好むという漢字をロリコンと読むことにした。


他にもある。金銀銅だ。


銀は金より良い、銅は金と同じと書く。銀に関しては良ではないのだが、銅に関しては金と同一と書く。


それって、1位2位3位は、実質、1位1位3位という風になり、銀メダルを獲得した選手がビリッケツということだろうか?


そんなことはなく銀は2位なのだけれど、でも、1位はもちろん騒がれるし、惜しかったということで銅メダルの3位も騒がれる。しかし、2位という挟まれている銀はあまり騒がれないのではなかろうか。


何事もそうだが、飛び抜けて良いか悪いかしか、人はあんまり見ないと私は思う。そのくせ世間一般とかは正当化するけど。


まあ例えるなら、町で普通の人が歩いていても何も感じないけど、アイドルみたいに可愛くてモデルのようなスタイルの美女が歩いていたら目を奪われてしまう。逆に、とんでもないブサイクがいても目を奪われてしまう。


なにごとも飛び抜けていないと目を引かれないということを表しているのかなとか思う。


そんな中、好きな漢字というものもある。好きなのは楽という漢字。


楽という漢字は、たのしいとも読めるし、らくとも読める。楽しい=楽で、楽=楽しい。


楽しいことは楽をすることで、楽をすることは楽しい。楽になる、なんて死ぬときに言うけれど、だからそれは逆だと私は言いたい。


死ねば楽しくないから、楽にはならない。苦しくなる。だから、苦しみから解放されたければ楽しく生きろって漢字の神様が教えてくれてるみたいだから。


いい話風になった。

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