テキストサイズ

united

第6章 可愛い嫉妬(O×S)

大野side

知念「今日はありがとうございました!」

大野『おぅ!』

知念「またご飯連れって行って下さいね!」

大野『お、おぅ、』


今日はレギュラー番組の収録でメンバー揃って仕事。
二本取りの今日は一本目のプラスワンゲストで俺の事をすごく慕ってくれている後輩とそのメンバーが来てくれていた


中島「嵐の皆さん本当にありがとうございました!」

松本「おー。こっちこそありがとな!」

二宮「山田に時間が空いたら連絡するように伝言お願いします。」

相葉「ありがとね〜!」

大野『侑李、今日はありがとな』

知念「いえいえ!そんな!僕は何もしてないんで!」


爽やかに俺らに挨拶を済ませて出ていく二人。

楽しかったなぁとぼんやり思いながら二人の出ていったドアを眺めていると…


大野『んぇ?なんだぁ?』
『しょーくん?どしたの』


後ろから俺の服を引っ張られる感覚を感じて首だけ回して後ろを見てみると少し涙目にしながら僅かに睨む翔くんの姿。

……やべぇ、可愛いんだけど


大野『翔くん?』

櫻井「……るい。」

大野『ん?』

櫻井「ズルいっ」

大野『えっ?何が?!』

櫻井「知念ばっかりズルいっ」


知念ばっかりズルいっ…?
え、何が?


大野『ちょ、待ってよ、翔くん』
『何が?何が侑李ばっかりズルいっになんの?!』

櫻井「今日俺ですらほとんど智くんと話してないのに…!知念は沢山智くんと話してた!」

大野『……へ?』

櫻井「それに……」
「俺はまだ……翔って呼ばれないのに…ふぇ………」

大野『ちょ、!翔くん?!』


いつもは滅多に泣かない翔くんが突然泣き出した。

え、えぇ?流石の俺でも軽くパニックなんだけど?!

……つーか。
待てよ?この状況を整理すると…

今日は俺と全然話せてなかった翔くんは収録中も休憩時間も俺と話していた知念にズルいって言ってんだろ?

〝侑李〟って下の名前で呼び捨てで呼ばれている知念に俺はまだ〝翔〟って呼んでもらって無いって言ってんだろ?

…………それってつまり…


大野『翔くん……それって』
『侑李に妬いてる?』

櫻井「っ!」

大野『え、マジ?ホントに?!』

櫻井「そ…だよね…重いよね…ごめんなさ…い…」

大野『ちょっと、待って?泣かないでよ!』

櫻井「泣いて…うぅ…ないも…ん!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ