おっぱいパブの秘密
第2章 特別な研修
愛菜は店長に手を引かれ、一階のフロアに来ました。
キャバクラのように広めのソファとテーブルが並ぶ、広い店内です。
「ここはノーマルのフロアね。普通におっパブって感じ。で、愛菜ちゃんに行ってもらうのはこっち」
店長は柱の影に隠れるようにある、大きな扉を開きました。
鏡が貼られた通路を抜けて見えてきたのは、さっきのフロアより少し薄暗く、高級感のある空間でした。
ソファとテーブルが間隔をおいて8組ほど並べられています。
「ここは、特別な会員の方しか入れない…まぁVIPルームみたいなもんだね。お金があって素行もいい人しかなれないから、そこは安心してね」
「店長、この子ですか?」
店長から説明を受けていると、少し若い男性が声をかけてきました。
「そうそうこの子〜よろしく頼むわ。愛菜ちゃん、こいつがこのフロアのチーフの土屋ね」
『よろしくお願いします…!』
「うん、よろしくね。店長が面接したってことは期待大ですね」
土屋さんは黒髪を綺麗にセットして、色白で清潔感のある好青年だった。