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ノーパン喫茶

第9章 白スキニーの秘密



乃愛「…」

矢野「乃愛、こっちこっち」

乃愛「あ、矢野君」

矢野「(笑)」


約束の日曜日
矢野と駅前で待ち合わせ
今日の目的地である遊園地へ向かった

遊園地の入り口では矢野の友達の加藤と
その彼女が待っていた


加藤「全員揃ったな、さっ行くぞ」

彼女「行こ行こ」

乃愛「…」

矢野「乃愛、俺達も行こう」

乃愛「あ、うんっ」

矢野「…」


加藤と彼女に続き
乃愛と矢野も中に入って行った
日曜日という事もあり園内は家族連れで
賑わっていた


加藤「どれから乗る?」

彼女「やっぱり絶叫系でしょう」

矢野「いきなり…」

乃愛「矢野君、もしかして絶叫系苦手?
それなら」

矢野「全然、全然大丈夫…」

乃愛「でも」

加藤「よし決まり、混まない内に並ぼう
ぜ」

矢野「…」

乃愛「大丈夫かな…」


大丈夫と言っていたが
その表情は硬く乗る前から真っ青に
乃愛の手前、苦手な絶叫系に乗った矢野
だったが…


矢野「俺、もう、ダメ…」

乃愛「矢野君…」


案の定、搭乗後は抜け殻状態だった


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