ノーパン喫茶
第9章 白スキニーの秘密
店長「じゃあまた後で…」
乃愛「…また」
地上に到着すると店長は人混みに消えた
今さっきまで一緒にいたのに
もう会いたい
体が求めていた
乃愛「…」
矢野「乃愛っ!!」
乃愛「!?」
矢野「良かった、見つかって」
乃愛「矢野君…」
すっかり忘れていたが
遊園地には彼、矢野君と来ていた
出来る事なら現地解散し店長と合流した
いが…
矢野「加藤達はもう先に帰ったし俺達も
帰ろう、遅いし家まで送るよ」
乃愛「ありがとう…」
矢野君は家まで送ると言って聞かない
何か適当な理由をつけて
別れないと…
乃愛「…」
矢野「乃愛の家って」
乃愛「…ごめん、矢野君…」
矢野「何?」
乃愛「実は、お父さんが近くまで迎えに
来てるの…」
矢野「そうなんだ、なら」
乃愛「私のお父さん、すごく厳しくて…
今日も女の子と遊ぶって嘘ついて来たの
男の子と一緒なんて言ったら絶対許して
もらえないから…」
矢野「そんなに厳しいの…」
乃愛「かなり…」
矢野「…」