ノーパン喫茶
第10章 掃除の決意
矢野「…」
厨房から二人の様子を伺っていた矢野
だけどさすがにこの距離では
二人の会話は聞こえず
見えるのは…
乃愛「そうだったんですか、ふふふ(笑)
大変でしたね」
黒島「まあいい勉強にはなったよ」
矢野「…」
楽しそうに話す乃愛の笑顔だけだった
黒島「例の、また頼めるかな…」
乃愛「はいっ」
黒島は乃愛をテーブルの上に立たせると
乃愛に様々なポーズを取らせた
一見するとデッサン
乃愛をモデルに絵を書いてる
そう見えたが…
黒島「いいね、そのまま…」
乃愛「はいっ…」
黒島のペンは全く動いていなかった
黒島「ん~」
乃愛「…黒島様?」
黒島「なんか違うんだよね…」
乃愛「…」
黒島「ねぇ、靴下って脱げる?」
乃愛「えっ靴下ですか?別に構わないで
すけど」
黒島「良かった、じゃあお願い」
乃愛「わかりました」
黒島「…」